5. クラスターの探索¶
5.1. cluster¶
結晶格子の対称操作を探索し,独立なクラスターを探索する.
結晶格子はUPOSCAR, UPOTCARで指定する.
OPENMPによるマルチスレッド計算に対応.
Input files
Output files
cluster.out
5.2. CE.in¶
すべての原子間距離が6.0以下のクラスターを4体まで探索する例:
ISUB = 1
NMAX = 4
DTRUNC = 6.0 6.0 6.0 0.0
5.2.1. ISUB tag¶
結晶格子において,クラスター展開を行う格子点を指定する. UPOSCARの格子点数(6行目)のISUB番目に指定された格子点において,クラスター展開を行う.
Default : 1
Example : ISUB = 1 3
5.2.2. NMAX tag¶
クラスターに含まれる最大格子点数.
Default : 4
Example : NMAX = 6
5.2.3. DTRUNC tag¶
クラスターに含まれる原子間距離の最大値.左から順に2体,3体,4体,5体以上の値を指定する.
Default : 6.0 6.0 6.0 6.0
Example : DTRUNC = 6.0 6.0 6.0 5.0
5.2.4. SYMPREC tag¶
対称操作を探索するときの計算精度(単位:fractional coordinate).
Default : 1e-5
Example : SYMPREC = 1e-5